• パーソナリティー障害

    遺伝的要因、社会要因などが複合的に影響して発症すると考えられている。大多数の人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんでいたり、周りが困っているケースに診断される精神疾患。認知や感情、衝動コントロール、対人関係といった広い範囲のパーソナリティ機能の偏りから障害が生じる。パーソナリティ障害は、他の精神疾患を引き起こしやすい。治療は精神療法を中心にして行われ、薬物療法は合併している精神障害の治療や、精神症状に対する対症療法として補助的に用いられる。

  • 発達検査

    発達検査とは、主に乳幼児や小学生の発達の度合いを調べるための検査。
    知的検査や性格検査などがある。新版k式発達検査、WISC-IVなどが児童発達支援ではよく聞かれる。

  • パニック障害・不安障害

    突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作(パニック発作)を起こし、そのために生活に支障が出ている状態で、不安障害に分類される精神障害。薬による治療とあわせて、少しずつ苦手なことに慣れていく心理療法が行われる。無理をせず、自分のペースで取り組むことが大切。

  • 発達障害者支援法

    2005年4月より試行された法律。この法律において、自閉症やアスペルガー症候群その他の広範性発達障害、学習障害などの障害のある者が自立や社会参加するのを国および地方公共団体が支援する責務を明らかにした法律。発達障害者支援法では発達障害の早期発見とともに、就学前教育、小学校、中学校、高校、大学、職場など、お互いに情報を共有し継続的な「切れ目のない支援」を行うことが明記された。

  • 発達支援センター

    発達障害者支援センターは、発達障害児(者)への支援を総合的に行うことを目的とした専門的機関です。都道府県・指定都市自ら、または、都道府県知事等が指定した社会福祉法人、特定非営利活動法人等が運営しています。
    発達障害児(者)とその家族が豊かな地域生活を送れるように、保健、医療、福祉、教育、労働などの関係機関と連携し、地域における総合的な支援ネットワークを構築しながら、発達障害児(者)とその家族からのさまざまな相談に応じ、指導と助言を行っています。静岡市内には、静岡市発達障害者支援センター「きらり」がそれにあたる。

  • PILテスト

    アウシュビッツの地獄を描いた「夜と霧」で有名な精神科医V. E. フランクルの考えに基づき、J. C. クランバウによって開発された検査。個人がどのようなものに人生の意味を見出すかを探ることを目的としている。質問紙法、文章完成法、自由記述をあわせた、多面的な技法で情報を収集する点に大きな特徴がある。

  • ビネー・シモン式知能検査法

    1905年にフランスの心理学者A. ビネーと医師のT. シモンによって開発された、初めての知能検査。
    解答できた問題の難易度を判定し、知能面の精神年齢を測定するもので、普通授業についていけない児童の判定をする為の客観的な測定法として用いられた。ビネーは知能を構成する能力は「判断力」「理解力」「批判力」「方向付け」「工夫する力」と想定していた。その後、アメリカのターマンらにより標準化され、スタンフォード・ビネー式として発表され、日本でも鈴木治太郎による「鈴木・ビネー知能検査」、田中寛一による「田中・ビネー知能検査」が開発された。ビネー式知能検査は、問題が難易度順に配列されており、どこまで正解できたかで、精神年齢を求める事ができる。さらにこの数値を生活年齢で割り100倍する事で知能指数を導き出します。幼稚園・小中学性などを対象にした一般的な知能を測る際に適した知能検査と言われている。精神発達の早さには個人差があると考え、特定年齢の子どもが50%~75%が正しく答えられる検査項目で作られている。

  • 描画法検査

    被検者に絵を描かせ、そこから被検者の性格や知能、発達の程度などを査定する方法。
    描画法検査の最大の特徴は、言語コミュニケーションが難しい被検者の心理状態を査定できることである。また、被検者の無意識的な心理状況を拾いやすく、多面的な部分を抽出することが可能である。さらに、描画自体が描画療法という側面を持ち、治癒的な効果を持つという利点もある。逆に短所としては、検査者と被検者の十分なラポールがない場合には、何も必要な情報が得られないこともあり、実施に時間と労力がかかる。DAPやHTP以外にも、1952年にW. C. ハルスが考案した「家族画法」や、1952年にR. C. バーンズとS. H. カウフマンが考案した「動的家族画法(KFD)」、1969年に中井久夫が箱庭療法をヒントに開発した「風景構成法」などがある。

  • フラッシュバック

    心的外傷後ストレス障害(PTSD)とも呼ぶ。過去の体験・記憶が、突然かつ非常に鮮明に思い出され、それが現実に起こっているかのような感覚を体験をすること。現在抱えているストレスによって、過去の強烈なトラウマ体験がフラッシュバックされることが多い。広汎性発達障害、アスペルガー症候群は、記憶の障害を持つ場合が多くこの体験しやすいといわれる。PTSDを発症した人は、うつ病や各種の不安障害などを合併しているケーズが多い。

  • フロスティック視知覚発達検査

    視知覚能力検査。適用範囲(4歳~7歳11か月) 視知覚上の困難を探るために有用。視覚と運動の協応、図形と素地、形の恒常性、空間における位置、空間関係。以上5つの視知覚技能を測定し、視覚による認知の発達を数値化する。問題行動、ろう、難聴、脳性まひ、知的発達の遅れ、情緒障害、LD(学力障害)などのある子どもにも実施でき、個別、集団のいずれの方法でも行える。

  • 文章完成法

    個人の知能を測定する検査。略してSCTという。
    1928年にA. F. ペインによって開発された投影法性格検査。提示された短い文章を読んで、続きを自分が連想した通りに記入し、文章を完成させる。性格の全体を把握する目的で使用されることが多い。文章理解と作文能力が十分にある児童に対して用いられる。ロールシャッハ・テストと組み合わせて実施されることも多い。

  • ポーテージ・プログラム

    1972年にアメリカのウィスコンシン州ポーテージで開発された、「発達遅滞乳幼児のための早期教育プログラム」。1983年には日本版のプログラムも開発された。子どもの具体的な発達を6つの発達領域、562項目の行動目標に分類し、発達段階順のチェックリストとなっている。ポーテージ・プログラムでは、親が子どもの指導の中心的役割を担う。指導技法に応用行動分析(ABA)の原理を用いている。発達に心配のある子どもでも0歳から適用できる。

  • 保育所等訪問支援

    乳児院、保育所、幼稚園、認定こども園、小学校、中学校、特別支援学校、児童クラブなどに在籍している障害のある児童を対象に、障害児が障害児以外の児童との集団生活に適応することができるよう、障害児の身体や精神の状況、また置かれている環境に応じて、適切で効果的な支援を行うもの。支援には訪問支援員が当たり、障害児本人に対する支援と、訪問先スタッフに対する支援を行う。

  • ボイタ法

    チェコスロヴァキアの神経科医V. ボイタ博士により、脳性麻痺児など運動機能障害のある子どもの運動反応を引き出すために開発された治療法。対象者に特定の姿勢をとらせ、特定の部分(誘発帯)に適切な刺激を与えることで引き出される「反射性移動運動」を利用し、人間の脳に生まれつき備わっている運動パターンを、治療によって身に付けさせる。
    脳障害による運動障害(例:脳性麻痺等)、上下肢の末梢神経麻痺(例:分娩麻痺・二分脊椎等)、筋疾患、脊柱の病気や機能障害(例:脊柱側彎等)、股関節の発達障害(例:臼蓋形成不全・股関節脱臼等)、呼吸、嚥下、咀嚼機能の問題 他などか適応。

  • 放課後等デイサービス

    障害のある学齢期児童が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能・居場所機能を備えたサービス。「障害児童の学童保育」とも呼ばれる。利用に際して療育手帳や身体障害者手帳は必須ではないため、学習障害等の児童も利用しやすい利点がある(通所受給者証は必要)。月額の利用料は原則として1割が自己負担で、残りのうち国が2分の1負担、都道府県と基礎自治体が各4分の1を負担する(所得により上限があり、自治体独自の補助を設けている場合もある)。

  • ボバーズ法

    1940年代にロンドンのボバース夫妻(神経学者の夫カレルと、理学療法士の妻ベルタ)によって考案されたリハビリテーションの概念とその手技。脳などの中枢神経系に原因のある、姿勢や運動の障害を、神経生理学的に分析し、運動・知覚・認知の発達学的考察も取り入れ、子ども一人ひとりに合わせた治療を、子どもと家族を中心にして、理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,医師,看護師,介護福祉士,保育士,教師,など多様な専門職のチームで行う。

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