子どもとのかかわりについて

子どもの興味関心を知ることは将来を見通すことのヒントにつながります。

周りの大人が子どもの将来を視野に入れる

大切な子どもたちを育てていくために、親や周りの大人は、その子の将来を視野に入れる必要があります。しかし子どもには、自分で将来を見通すことがまだ難しいため、大人がその視点を持つことが大切となります。ですが先のことばかり見て、今を見なくていいというわけではありません。今、子どもは何を感じ、何をしようとしているのか。何に夢中になり、何を楽しんでいるのか、何を学ぼうとしているのか。子どもの興味関心を知ることも将来を見通すことのヒントにつながります。

例「おままごとで遊ぶことが好きだな」→「ごはんの支度の手伝いを任せよう!」
そういった生活体験から学ぶことがたくさんあり、汚い手ではよくないから手を洗う必要がある「清潔に保つ」。テーブルの上がものだらけではごはんが食べられないから片付けをする必要がある「身の回りの整理整頓」。自分が作った(手伝った)ものを食べてもらう喜びを知る「人との関わり」。などさまざまなことを学びます。そのような経験から、自分でがんばるべきところ、やらねばならないこと、人との関わり方などを知り、将来へ続く道が作られていくと思います。

思い切って任せてみる

「できるかな?」と心配になることもありますが、時には思い切って将来のために任せてみましょう。そのためにも今の状態もしっかり把握するようにしましょう。その「今」の積み重ねが「将来」につながっていくためにも。